こんにちは、あいごうと申します。
僕は転職して美容師になりました。
高校が建築科だったので上京して建築系の会社に勤めました。
社長が元々大工をしていたらしく現場を経験してないと良い設計は出来ないと言う考え方の人で職人みたいな仕事ばかりしていました。
仕事はキツかったのですが、将来は建築家になって成功したいと夢を抱いて2年経った頃、実家から電話がかかってきました。
「どないしたん?」
「お父さんが癌でもう長く無いんよ」
うちは姉と妹で男は僕1人なので帰ってきて欲しいという電話でした。
東京から連れ戻されたのと父が亡くなったショックで仕事する気力も無くフラフラしてました。
「そろそろ仕事せないかんなぁ」
東京で職人みたいな仕事してたので職人しようかと思っていたら当時仲良くさせて頂いていた美容師さんに
「美容師になったらどう?」
と言われました。
僕には無理だろうと思いながら、でもかっこいいおっさんになる事がもう一つの目標であったので、イイかもと思い美容学校に行くことにしました。
普通に美容師になるより6年遅く始めたので死に物狂いで練習しました。
コンテストで賞も何度か頂くことが出来ました。
みんなより6年遅く始めたので焦ってはいましたが意外なことに建築の仕事が美容の仕事にも応用出来る部分が沢山あるんです。
人生振り返ると「ああすれば良かった」「あれはムダな時間だった」と思う事もあると思いますが、後で役立ってくるんだと思いました。
なので、美容師としてはちょっと変わってるかもしれませんが、サロンでひとりひとりのお客さまと関わらせていただきながら、これからも一歩ずつ成長していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。